札幌オフィスにエクストリーム出社してみました
モバイルアプリサービス部(通称:プリサー)よしはらです。
今シーズンは全国的に暖冬で山に雪がなく、ライフワークであるスノーボードができずに業務に身が入らず非常に困っております。 そこで今回は多様な働き方を推奨してる弊社を皆さんに知ってもらいたく札幌オフィスにエクストリーム出社してきました。ルールは簡単です。札幌オフィスにAM9:30までに出社し業務が可能か実証してみました。
エクストリーム出社については日本エクストリーム出社協会 をご覧ください。
スケジュール
今回のエクストリーム出社のスケジュールになります。
AM4:55 自宅出発
AM5:05 最寄りの羽田空港行高速バス停へ到着
AM5:13 羽田空港行高速バス 出発
AM6:07 羽田空港第2ターミナル 到着
AM6:50 ANA4711(ADO11) 離陸
AM8:20 新千歳空港 着陸
AM8:32 快速エアポート小樽行
AM9:10 札幌駅 到着
AM9:20 札幌オフィス 出社
自宅から札幌オフィスまで総移動距離922.6km。移動時間4時間25分の予定です。通常の秋葉原オフィスまで出社時間は1時間なので約4倍の時間です。
事前準備
エクストリーム出社で気をつけなければならないのは確実に到着できること。そして移動時間です。移動経路を最短かつ乗り継ぎ時間の短縮こそが重要になってきます。特に東京から札幌の移動では空港の待ち時間短縮が重要です。費用面を考えると最近ではLCCを利用する方が有利です。但し、LCCは天候等による欠航の場合、同日便への振替は非常に厳しく翌日以降にされるケースがあります。自分の体験談になりますが、成田-新千歳を3回利用して2回キャンセルされた苦い経験があります。今回は確実に出社することが条件です。そのため自分がエクストリーム出社に利用した航空会社はANAになりますのでANA便でのエクストリーム出社時に心がけるポイントを記載します。
事前座席指定
航空券を購入した後、最初にするべきことは座席指定です。着陸後に素早く降機することができるか。これは出入り口に近い座席を確保する事から始まります。基本は前方通路側です。いい座席がない場合は可能な限り前方の通路側を確保しましよう。万が一にも最後部になると降機までに要する時間で5分は余計に掛かります。この5分エクストリーム出社では取り返すのがツライです。今回は早朝便かつ空席が目立ちましたので後方席でも余裕があると判断しました。
羽田空港
出発当日の羽田空港で気をつけないといけないポイントがあります。ANA便は羽田空港第二ターミナルになります。過去に第一と第二を間違えた強者がおりますので注意が必要です。第二ターミナルも横に1km以上あり移動が大変なので搭乗口を間違えた場合、最悪搭乗できないこともあります。そこでANAアプリ です。事前にマイレージカードの情報を登録しておけば、搭乗予定便に関する情報や羽田空港内でもiBeaconによるルート案内も利用できます。また急な搭乗口変更などもプッシュ通知されるなど非常に便利です。最大のメリットは SKiPサービスを利用できる事です。
もし、荷物がある場合でも時間ロスは抑えたいものです。 そんな時はANA BAGGAGE DROP (自動手荷物預け機)を利用するとスムースかつ手早く荷物を預け入れることができます。しかし、基本は預入手荷物なしで保安検査場を通れるのが理想です。
保安検査場
出発時刻ギリギリになると焦りますが、冷静に対処することでスムースに通りぬけできます。ここで注意するのは、金属類と飲み物とパソコンです。保安検査場の入口でトレイが用意されております。こちらに手荷物とPC等を分離して入れます。また身につけている金属製品も全て外してトレイに入れることをオススメします。金属探知機が作動すると再検査になり時間ロスが発生しますので極力回避してスムースに通り抜けましょう。今回はSKiPサービスを利用していますので、ANAアプリのモバイル搭乗券を確認してから直接保安検査場に入りました。
なお、ANAアプリで気になった点が1つありました。事前に座席指定を行った後に座席指定を変更した場合、アプリの画面には反映されておりませんでした。
搭乗口へ
保安検査場を抜けたら搭乗口へ向かいます。 今回は搭乗口56なので近い方ですがそれでも徒歩3分程度掛かります。
時間に余裕があれば、ここでコーヒーを楽しむ時間もあります。 早朝なのでまだ利用者は少なかったです。
ちょっとでも時間があればブログを書く弊社でこのようなコーナーは大変助かります。
時間がなくて小腹が空いた時に、このような温かい飲み物が買えるので利用されてはどうでしょうか。
離陸・機内
無事に搭乗できたら、着陸までの時間は休息の時です。軽く仮眠や軽くブログを書くなど自由に過ごしてください。
今回搭乗した便はAIRDOとの共同運航便でしたので搭乗した瞬間から北海道の雰囲気に触れられます。早朝移動の朝食をどうするかも課題になりますが、AIRDO便は魅力的なメニューもありますので、ここで朝食もオススメです。個人的には仕事でなければ北海道クラシック富良野ヴィンテージで喉を潤したいところですが、今回は我慢しました。
着陸後
航空法の改正により、着陸後に電子機器の使用が認められました。新千歳空港に着陸し客室乗務員から電子機器使用がOKと伝えられたら、経路検索アプリなどを起動し、次の列車時刻を確認します。北海道では天候による列車の遅延が頻々に起きていますので最新情報を取得する事をオススメします。飛行機が搭乗口に到着しドアオープン後は速やかに到着ロビーを目指します。到着ロビーからはターミナル地下にあるJR新千歳空港駅へ向かいます。移動時間ですが、降機後、JR新千歳空港駅まで徒歩移動で10分あれば接続可能です。
JR新千歳空港駅からJR札幌駅へ
ここからは快速エアポートで移動します。切符の購入は時間がかかるので、今回はKitacaを用意しておきました。
交通系ICカードであればほぼ利用可能ですので予め準備をオススメします。
改札を抜けて地下ホームに降ります。ホームには快速エアポート号が入線してますので乗ります。ここから札幌まで37分で到着します。
いよいよ出社
札幌駅に到着しましたら、札幌オフィスに出社です。冬期間は地上を歩くよりは地下街を経由した方が楽です。行き方は駅直結のエスタ地下街を経由し地下鉄東豊線札幌駅を経由して出口21番になります。
エクストリーム出社完了
出社後、すぐに通常業務です。まずは岩本町オフィスとHangoutでミーティングを行いました。あとは働く場所が違うだけで業務は変わらずできます。そして仕事終わりに懇親してきました。
終わりに
早朝からエクストリーム出社をしましたが、リモートワークよりも非日常なエクストリーム出社は刺激的でした。例えば札幌で美味しいもの食べたいと思ってエクストリーム出社するのも多様な働き方を推奨する弊社では比較的行い易いと思います。今回の目的は札幌オフィスメンバーとの交流や雪山部の部活に参加する為に行いましたが雪山部については別の機会にご紹介します。次回のエクストリーム出社は2月末を予定しています。また機会があれば海外拠点のシアトルやベルリンオフィスへのエクストリーム出社に挑戦できればいいなと思っています。